日本橋むらやまクリニック|東京都中央区|東日本橋・馬喰横山|ペインクリニック・整形外科・内科|ペインクリニックとは、様々な痛みの診断と治療を行なう専門医療分野です

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鼻アレルギーの場合は、星状神経節ブロックを行います。交感神経を遮断することで、鼻や目の粘膜の血流が飛躍的に良くなります。これによりアレルギーの原因物質はすみやかに運び去られ、鼻づまりや鼻水、目のかゆみなどの症状も改善されていくわけです。また、アレルギーにはストレスによる自律神経の乱れも関係しているといわれており、交感神経をブロックすることで自律神経の乱れを整える作用も期待できます。神経ブロックの場合、薬のような副作用があリませんし、妊婦や子どもでも治療を受けることができます。何より抗原の種類にかかわらず、同じ治療法で効果をあげられます。
花粉症の場合は、毎年症状があらわれはじめる少し前からこの星状神経節ブロックを開始することで、ゆううつな季節を楽に乗り切ることができます。これを二年以上続けた患者さんに話を聞いてみると、年を重ねるごとに症状が少しずつ軽くなっていることがわかります。
     
突発性難聴とは、あるとき突然に通常片側の耳が聞こえなくなる病気をいいますが、ウイルス感染で起こるという説や内耳血管の痙攣、血栓による循環障害であるという説があります。
星状神経節ブロックにより、ブロック側の頭部、顔面の血流が良くなることで症状が改善します。
       
網膜中心動脈閉塞が起こると、痛みはないものの、閉塞が生じた側の視力が突然低下します。網膜中心静脈閉塞の場合は、静脈にうっ血が起こり、視神経の前面が腫れます。動脈閉塞、静脈閉塞いずれの場合も、視力障害の程度はさまざまで、再発することも珍しくありません。神経ブロックによる血流の改善で効果が期待できます。
       
暑いわけでも激しい運動をしたわけでもないのに、手のひらやわきの下、足の裏にぐっしょりと汗をかくのが多汗症です。汗には、体温を調節する「温熱発汗」と、緊張や興奮から出る「精神性発汗」があります。人間はだれでも緊張すると多少の汗をかくものですが、これは、交感神経が刺激されるからです。しかし、多汗症の人は緊張すると特に大量の汗をかきます。これは、交感神経の過剰反応が原因です。赤面症も原因は同じで、交感神経の過緊張により起こります。時に多汗症と赤面症は、併発します。
どちらも交感神経を遮断(ブロック)して過度の緊張が起こらないようにすることで、症状の改善が期待されます。
全 身
ガン・けがや手術後の痛み・帯状疱疹・帯状疱疹後神経痛・自律神経失調症
慢性の頭痛・片頭痛・群発頭痛・緊張型頭痛
三叉神経痛・顔面神経麻痺・顔面けいれん・舌やのどの神経痛
首・肩・腕
首・肩・腕の痛み・頸椎椎間板ヘルニア・胸郭出口症候群
腰・足
腰椎椎間板ヘルニア・筋・筋膜性腰痛症・坐骨神経痛・腰部脊柱管狭窄症・変形性脊椎症
四 肢
閉塞性動脈硬化症・バージャー病・ レイノー病・幻肢痛
その他
花粉症・突発性難聴・網膜中心動脈閉塞・多汗症・赤面症